あなたも世界の名器 【スタインウェイD】 【ベーゼンドルファーインペリアル】
を美しい響きを持つ文化むら大ホール・ステージで演奏してみませんか?
ピアノだけでなく、バロック音楽に幅広く用いられた
【チェンバロ】 を演奏することもできます。
マラソン形式で演奏を繋いでいくイベントです。どうぞ普段着でお気軽にご参加ください。
照明の演出を付けた本格的なステージをご用意いたします。日頃からピアノを弾いている方も、
何十年ぶりに弾く方も、この機会に是非!今回もロビーに、「チェンバロ」の体験コーナーを設け、
独特の音色を体感し、楽しんでいただけます。

■募集対象 どなたでも参加(エントリー)できます。演奏は、ソロ、連弾、デュオ、他の楽器との合奏、
      ピアノ伴奏による独唱、合唱など、ピアノを使用したものであれば、どんな形態でも構
      いません。

■募集人数 延べ200人(組)
      募集人数を超えた場合は大泉町民の方を優先の上、抽選とさせていただきます。

■入場料  無 料    

■部 門  @スタインウェイの部
      Aベーゼンドルファーの部
      Bチェンバロの部(28日(土)午後のみ)
      C2台ピアノの部(29日(日)午後のみ)
      ※各部門から1つをお選びください。(1人(組)1エントリーのみとさせていただきます。)

■参加料  1人(組)500円(当日お支払いください。)    
       ※ピアノデュオの部は1組1,000円
      
■演奏時間 
5分以内時間厳守、5分以内であればメドレーも可)

■申込期限 3月31日(木)必着

■申込方法 こちらから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、往復はがきに貼り付けて
      お送りください。

              ピアノマラソン応募用紙(WORD)

            
ピアノマラソン応募用紙(PDF)
             
            ※ハガキのサイズで印刷されない場合は
             プリンタの設定を“実際のサイズで印刷する”にしてください。

      ※直接文化むら窓口にてエントリーする場合は、応募用紙と郵便はがきをお持ちください。

■記入方法 往復はがきに下記の要領で記入。
      ・往信オモテ面→〒370−0514 群馬県邑楽郡大泉町朝日5−24−1
               大泉町文化むら「ピアノマラソン」係
      ・往信ウラ面→記入した申込用紙を貼付
      ・返信オモテ面→応募者の郵便番号、住所、氏名
      ・返信ウラ面→なにも記入しないでください

■その他  締切り後の応募者への通知は4月8日(金)以降に発送予定です。
      演奏日時は希望に沿えない場合があります。

■主 催  (公財)大泉町スポーツ文化振興事業団

■問合せ  大泉町文化むら 0276-63-7733(午前9時〜午後5時)


【ベーゼンドルファー インペリアル MODEL290】
作曲家にして超絶技巧のピアニストであったフランツ・リストの激しい演奏に耐え抜いたことで、多くの
ピアニストや作曲家の支持を得るようになり、数々の歴史あるピアノブランドが衰退していった中、
ウィンナー・トーンを今に伝える名器として、そして至福のピアニッシモとして、その人気をスタインウェイと
二分している。「インペリアル」とも呼ばれる最上位機種のフルコンサートグランドピアノ「MODEL 290」が
ベーゼンドルファーの代表機種で、標準の88鍵の下に更に4から9組の弦が張られ、最低音を通常よりも
長6度低いハ音とした完全8オクターブ、97鍵の鍵盤(エクステンドベース)を持つピアノとして有名である。
このインペリアルが持つ魅力は相当なもので、大きなボディから醸し出される芳醇で甘いサウンドまさに
ベーゼンドルファーのフラッグシップモデルならではのもの。
スタインウェイとともに世界の二大ピアノと言われ(ベヒシュタインを含め世界の三大ピアノとする場合も
ある)、その音色は至福の音色と呼ばれ、言葉にならないような甘くて素晴らしい音色を出す。生産台数
はおよそヤマハの100分の1、スタインウェイの10分の1であり、1年以上の月日をかけて全工程を手作業
で作られている。ボディーの80パーセント以上を共鳴板と同じ素材を使い制作しているため楽器全体が
鳴り響き、スタインウェイに比べ倍音が多くやわらかな音色となっている。ピアノのCDの録音の際、
ベーゼンドルファーがあまり使用されない背景にはCD化する際に倍音をカットしてしまうためベーゼンド
ルファーらしさがCDに残らないことが一つの原因と言われている。

【スタインウェイD274】
ピアノの設計思想にはいくつかの流派がある。響板のみを響かせようとしたベヒシュタイン。胴の部分にも
響板と同じ木材(単板)を用い、なおかつ薄く響きやすいようにしたベーゼンドルファー。スタインウェイは
それらに対して、厚く強固な胴でしっかりと響板からの圧を支える構造を持つ。また胴からの反射音も
多彩な響きに貢献していると言われている。それ以外にも鋳鉄製単一フレームや交差弦方法など、
スタインウェイによって広められた革新の数々は、世界的に広く他のピアノ製造者への手本となった。
こうしたことから、現代のピアノはスタインウェイによって完成されたと言える。スタインウェイ・ピアノの
特徴はその透明感溢れる音色にある。そのため、クラシック、ジャズだけでなく、ジャンルを問わず対応
することができる。とりわけ、マイクなどを通した電気信号変換の結果について違和感が少ないために、
レコーディングや放送局では、ほぼスタインウェイのみが使用される。

【チェンバロ(ツェル:ザスマン)】
現代ピアノの原型「チェンバロ」はバロック音楽において幅広く用いられ、ピアノの発展とともに人気が
衰えたが、現代音楽においてもその主に独特の音色のためにしばしば用いられている。
その発音の方法は、ピアノが弦をハンマーで叩くのに対し、プレクトラム(爪)で弦をはじいて音を出す。。
そのため、ピアノのように指のタッチの変化で音の強弱や音色の変化は出し辛いが、数種の音栓(レジスタ
ー)によって音色に変化をつけることができる。
文化むらに備わるチェンバロは、18世紀のドイツのチェンバロ製作者クリスチャン・ツェルが、1728年に制作
した楽器を、現代のチェンバロ製作者ザスマンがコピーしたもので、オリジナルの楽器より高音域を広げる
ことによって、殆どのチェンバロの曲が演奏可能となっている。

  【みんなで創る 参加型イベント】
 第9回大泉町文化むら ピアノマラソン

5月28日(土)・29日(日)午前9時30分〜午後6時(予定)
大泉町文化むら・大ホール

チェンバロ

スタインウェイ(手前)・ベーゼンドルファー(奥)